マトリックス
1999年公開。原題The Matrix。
監督、脚本ラリー・ウオシャウスキー、アンデイ・ウオシャウスキー。
出演者キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー・アン・モス、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジョー・パントリアーノ他。
アカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞。
従来のCGにはない、ワイヤーアクションやバレットタイムなどのVFXを融合した斬新な映像表現は
「映像革命」として話題となった。
トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)は、大手ソフトウェア会社のメタ・コーテックスに勤めるプログラマである。
しかし、トーマスにはあらゆるコンピュータ犯罪を起こす天才ハッカーネオという、もう1つの顔があった。
平凡な日々を送っていたトーマスは、ここ最近、起きているのに夢を見ているような感覚に悩まされ
「今生きているこの世界は、もしかしたら夢なのではないか」という、漠然とした違和感を抱いていたが
それを裏付ける確証も得られず毎日を過ごしていた。
ある日、トーマスは「起きろ、ネオ(Wake up, Neo.)」「マトリックスが見ている(The Matrix has you.)」
「白ウサギについて行け(Follow the white rabbit.)」という謎のメールを受け取る。
ほどなくしてトリニティ(キャリー・アン・モス)と名乗る謎の女性と出会ったトーマスは、
トリニティの仲間のモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)を紹介され「あなたが生きているこの世界は、
コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられ、このまま仮想現実で生きるか、
現実の世界で目覚めるかの選択を迫られる・・・。